展示会 企画書 (全10ページ)ダウンロードデータ
社内会議などでお使いいただける展示会 企画書サンプルをご用意しました。
以下、構成内容となります。
1ページ目:出展計画中 展示会の概要
出展を計画している展示会がどのようなものなのか、概要をまとめる内容となります。
この中で、出展社が設定してる来場ターゲットを明確にします。併せて展示規模も記載します。
また、前回開催の報告書などのデータから自社が出展するとどのぐらいの有効な顧客データが獲得できるか分析を行います。
- 主催社設定
- 展示会テーマ
- 来場者対象者
- 来場者数(見込み/前年)
- 出展社数(会社数および小間数)
- 来場者の詳細情報
- 業種および職種別の割合
- 勤務エリア
- 企業名/部署名
- 来場目的
- 興味があるカテゴリ(技術テーマなど)
2ページ目:基本戦略と展示会出展の目標値
展示する製品やサービスの基本戦略、出展する展示会での認知度や市場ライフサイクルを整理してます。その内容を踏まえて、展示会の出展目的、目標設定を行います。
- 展示する製品・サービスの基本戦略(ポジショニング)
- 企業名の認知度
- 製品・サービスの認知度
- 市場ライフサイクル
- 成長マトリクス
- 目的と目標値
- 顧客情報(名刺情報)の獲得
- 商談機会の獲得
- 市場調査
3ページ目:展示内容の訴求ポイント
展示会場でブースに集客するための訴求ポイントを整理します。主催社が設定している展示会のテーマや基調講演およびセミナーのタイトルやアブストラクトも併せて確認し集客に繋がるキーワードを抽出します。
- 展示内容の訴求ポイント整理
- 展示会場の顧客ターゲットはどのような検討フェーズにあるのか
- 主催社が設定しているテーマ
- 自社のターゲットと相違ないか否か
4ページ目:ブース設計 集客キーワードとレイアウト構成
訴求ポイントが決定後、13文字程度の文字数にまとめます。キャッチコピーっぽくする必要はありません。伝わりやすい文章で問題ありません。集客キーワードの配置をブース内のレイアウト構成をまとめます。通路に面したスペースには目を引く動態(デモ)を行います。成長市場の展示会では技術トレンド情報でのブース内セミナーの実施も併せて検討します。
- 集客キーワード
- 歩きながら視認できる文字数は13文字程度まで
- ブースレイアウト構成
- 小間数(面積)にスペースをおおよそで割合しブース装飾会社に図面の提案を依頼
5ページ目:ブースレイアウト
ブース装飾会社に先のページで整理した内容と予算を合わせて伝えます。基本的にはブース全体のデザインイメージがわかるパース、ブースを上から見た平面図、縦方向の図面 立面図、照明の配置図面を提供してもらいます。
- ブース装飾会社からの提供データレイアウト構成と予算
- ブースのイメージ図(パース)
- 平面図(俯瞰図)
- 立面図
- 照明配置
6ページ目:ブース運営(集客活動に必要な内容)
ブース内に集客するための専任スタッフを配置します。集客スタッフは社外に委託(コンパニオンなど)することも可能です。スタッフの立つ場所や声がけするキーワード、配布物などを整理します。
- 集客専任のスタッフ(社外スタッフ コンパニオン)
- 声がけキーワード
- 配布物
- ノベルティス
- 小冊子、パンフレット
- スタッフオペレーション
7ページ目:費用対効果 予算
展示会出展に関連する費用と顧客情報の獲得数(想定)から顧客情報1件あたりの獲得単価を算出します。その他、目標設定の指標に対する費用対効果を記載します。
- 展示会出展に関連する予算
- ブース小間、装飾造作、電気料金
- 各種制作物、印刷費
- ノベルティ
- 社外スタッフ
- 運送費
- 費用対効果の項目
- 顧客情報(名刺情報)獲得数、1件あたりの単価
- 有効なアンケート獲得数、1件あたりの単価
- 受注見込み金額、件数
8ページ目:スケジュール
展示会開催日から逆算して、いつから開始していつまでに終了しておく必要があるのかをまとめて記載しています。気になるブースの手配は会期2.5ヶ月前にはブース装飾会社に依頼するようにしましょう。
- 主催者のWebサイトへの登録は2ヶ月前
- 自社Webサイト、メール配信、DMなどは1カ月前
- ノベルティは名入れに時間がかかるものがある
9ページ目:会期後のフォロー計画
会期後、ブースに来訪いただいた方にお礼メールを配信します。来場者は1日でたくさんのブースを回ってお礼メールもたくさん受け取りますので、思い出していただけるよう工夫してメール配信します。今はまだ検討中(情報収集段階)の方は中長期的にメール等でフォローします。
- アンケートはBANT条件で設計して優先度が客観的に分かるようにする
- お礼メールに盛り込む内容
- 展示会のブース写真(思い出していただくきっかけ)
- 掲示していたパネルやカタログなどのダウンロード
- 展示内容を紹介するショート動画リンク
- 中長期的な対応 興味・関心を高めるための活動
- メールの内容は製品・サービスの紹介が中心にならないように注意する
- ウェビナー開催、ダウンロード資料、評価・体験版申込みなどのコンテンツを用意
10ページ目:フォロースケジュール
メール配信日程および配信した結果(CTR、開封率)を管理します。MAツール(マーケティングオートメーションツール)を導入されている場合はシナリオ設定を行い配信します。メールは技術トレンドや課題解決の事例や効果がメインとなるように設計します。
- 有益な情報提供がメイン
- 技術トレンドや法規制対応の情報
- 課題解決、導入効果の情報
- MAツールを導入している場合
- シナリオ設定
- メール単体の評価項目
- CTR(メール内のURLをクリックした割合)
- 開封率(HTMLの場合 メールを開いた割合)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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